〜タコDEポン!アシHAポン!鑑賞レポート〜
◆ ストーリー概要
去年は「パパパ ザ☆ムービー」というタイトルに、「大丈夫かよ、オイ」と思ったものですが、 それをも凌ぐ「タコDEポン!アシHAポン!」というハチャメチャタイトル(爆)に、ヘコーッと 思いつつも、ツッコミどころ満載…いや、なかなか楽しい仕上がりとなっておりました(^-^;
物語の舞台は、都会を離れたリゾート地。そのせいか、いつものパーマンの話からはちょっと離れた 感じです。丘の上のみつ夫の豪邸も出てきませんし、みつ夫のコピーや、ガン子、ママ、みッちゃん といったレギュラーメンバーも出てきません。かば夫とさぶでさえ、ほんの一瞬の出演です。 自分的には前回のような、日常をベースに置いて、レギュラーメンバーも出てきてワイワイ ガヤガヤってのが良かったのですが、まぁ贅沢は言うまい。
放映時間は前回と同じ30分ですが、前回と違い、パーマンの設定や世界観を 改めて説明する場面はなかったので、「短い」とは感じませんでした。 一応、原作の「鉄の棺おけ突破せよ」がベースとなってますが、ほぼ別物といってよいでしょう。 その他の箇所も、今回は原作からの出展はほとんどなく、ほぼオリジナルの話です。 敢えていうなら、元ネタはこの辺からでしょうか。
◆ 感想とストーリー紹介
去年は、一目見ただけでもう「懐かしい!」って感情でいっぱいでしたが、今回はさすがにもう 免疫が付いたのか、みつ夫が喋って動いてるだけで感動とか、そういうのはなく、「懐かしい」 という感情的な評価を差し引いて、純粋に作品そのものを見れたように思います。 ただ、今の時代に、パーマンの新作が見れることは純粋に嬉しかったです。
まずは、「前回のあらすじ」ともいうべき、簡単なパーマンの設定が説明されました。 ベタなヒーローモノのBGMとアナウンスで説明されるパーマン世界。このBGM、前奏は テッカマンですね(笑)
OP後、いきなりスミレちゃんの水着姿が!しかし、あっけなくさらわれてしまい、 以後、スミレのコピーがパー子として振舞います。スミレがさらわれたことを知り、 1号と2号もかけつけます。1号が「スミレちゃんがオタコ島でさらわれた!」みたいなことを 言うのですが、「ヲタク島」としか聞こえなかった(^^;
一方、さらわれたスミレは、偽フランス人のDr.オクトとタコちゃんに対面。タコちゃんの顔が、 P子に見えた人は私だけではあるまい(爆)。その後、1号も捕まり、スミレと同じ部屋に連れこまれ、 マスクとマントをはぎ取られます。しかし、顔が汚れていたせいで、ドン石川曰く「これじゃ誰だか わからん」。…いや、十分バレバレですがな(^^;。ともあれ、みつ夫とスミレが2人っきりで部屋に! しかもベット付きかよ!というツッコミはさておき、パーマンの正体がスミレにバレたことで 落ち込むみつ夫をよそに、スミレはアイドルとしての苦悩を語りだします。みつ夫もパーマン としての自分を語りだします。ドラマなんかでは、この後、妖しい展開になりそうな場面 ですが、そこはパーマン。最終的には「マスクとマントがなくても、僕はパーマンだ!」という 健全な結論に落ち着きます。しかしその後、スミレのみDr.オクトにさらわれてしまいます。
その間、パーやんもオタコ島にかけつけ、スミレコピーのパー子と合流。そして、 Dr.オクトの秘密基地に乗り込み、みつ夫と合流。みつ夫はパーやんたちの力を借りて、 「みつ夫の姿のままで」タコ要塞に乗り込みます。みつ夫とは思えないものすごい運動神経の良さと、 ありえない跳躍力で、オクトの居場所に到着。なんとかパーマンセットを取り返したみつ夫は Dr.オクトをやっつけるも、Dr.オクトの手を離れると爆発するというタコちゃんを紛失。 しかし、なんとかタコちゃんを見つけ出し、宇宙の果てに捨てることになります。 ここで、コピーのパー子とスミレが空中で入れ替わります。「記憶のロードよ」とかなんとか言って、 オデコとオデコをくっつける…。「ロード」なんて言葉が普通に出てくる辺り、IT社会の進歩が 伺えます。
そして、コピーではない、本物のパー子と1号が、パーマンバッチをくわえ、 生身のままで宇宙空間に飛び出します。…ちょっと待て、アニメ「スーパーパーマンへの道」では、 バードマン曰く、「パーマンセットでは大気圏外へは飛び出せない」のではなかったのか?などと 言ってはいけません。映画なのですから。…と思ったら、原作「水爆とお月さま」でも 宇宙に飛び出してました。宇宙へ飛び出すパーマンパワー、恐るべし。
めでたく、地球の平和を取り戻したパーマンたち。バードマンからお褒めの言葉をいただきます。 「野生に戻りそうになったり、パーマンセットを盗まれそうになったり、いろいろあったようだが、 事件が解決したので、大目に見よう」。タコ要塞に乗り込んだときに、Dr. オクトにパーマンの正体が完璧バレてることについては、黙殺された模様です。 そして、スミレに正体を見られたことについては、「それはまぁ…多分、大丈夫だろう」と適当に ごまかされました。この場面がいちばん良かったです。困ってるバードマンがツボ(^^)。 しっかし、バードマンがハートマーク付きアロハシャツに半ズボンとは!
そして最後。パーマンたちの前にスミレが現われます。ときめく1号に、パー子は猛烈嫉妬。 それを見たパーやんは一言。「パー子はん、1号はんのこと好きやろ」…この一言で、 この映画のすべてをかっさらっていったパーやんに万歳!
◆ 気づいたことなど
◆ オープニングとエンディング
オープニングはおなじみ「きてよパーマン」。今回はちゃんと前奏付きです。 エンディングは三輪さんが歌う新曲。ここ最近のアニソンは、有名歌手とのタイアップが 多いですが、やはりアニソンは主役の声優が歌うのが何者にも勝りけりと思っているので、 三輪さんの起用は嬉しかったです。曲調は、「針切じいさんのロケン・ロール」(ちびまる子の 昔のエンディング)と「ポポ」(電気グルーヴの曲)を足して2で割って、それに、ヨロレイヒ〜 とかヨーデルとかシャンソンを混ぜた感じ??それなりにアニソンらしくて良いと思います。 この歌聞いて、「アシHAポン!」の意味(足8本)が分かりました。合いの手というか、 裏では、Dr.オクトもなんか歌ってます(笑)。…で、作曲者の「ジャック・伝ヨール」って誰?
というわけで今回の映画。 少し子供向けな印象もありましたが、みつ夫とスミレとパー子の三角関係が好きな人には、 楽しめる内容ではないでしょうか。あと、Dr.オクトの強烈なキャラクターにも注目するべし。